2026年10月19日月曜日

【看護師ブログ】お家でのごはんを安全に♪乳児・幼児クラス別の窒息予防と万が一の対応

 こんにちは!看護師の石田です。

               

少しずつ秋が深まり、美味しい食べ物がたくさんお店に並ぶ季節になりましたね。「子どもに旬の美味しいものを食べさせてあげたいな」と、毎日のメニューを楽しみにされている保護者の方も多いのではないでしょうか。
子どもたちが大好きな美味しい秋の味覚ですが、実は子どもは大人に比べて、食べ物を喉に詰まらせてしまう「窒息」のリスクがとても高いのです。特に、0〜2歳の「乳児クラス」と、3〜5歳の「幼児クラス」では、体の発達も注意したいポイントもちょっぴり変わってきます。
 今回は、お家でのごはんの時間を安心して笑顔で過ごすために、年齢別のリスクとこれからの季節に気をつけたい食べ物、そして万が一のときの対応について解説します。
1. 【クラス別】知っておきたい!子どもの体と窒息のリスク
子どもの口の大きさ(直径)は、3歳児で約4cm(トイレットペーパーの芯の太さ)といわれています。これより小さいものはすっぽりお口に入ってしまうんです。さらに、気管の太さや食べる力には、年齢ごとにこんな違いがあります。
  • 👶 0歳・1歳・2歳(乳児クラス)
    • 気管の太さ: まだジュースのストロー(約6〜8mm)くらいしかありません。ほんの小さな破片でも、空気の通り道をふさいでしまうことがあります。
    • 発達の特徴: まだ奥歯が生えそろっていないため、固いものをすりつぶすことができません。前歯でかじり取った大きな塊を、そのままコロンと丸のみしてしまいがちです。
  • 👦 3歳・4歳・5歳(幼児クラス)
    • 気管の太さ: 成長して少し太くなりますが、それでも大人の小指(1cm弱)程度と、まだまだ狭いです。
    • 発達の特徴: 食べるのが上手になってくる時期ですが、今度は「おしゃべりしながら」「お友達と楽しくふざけながら」「歩き回りながら」食べているときに、ふとした拍子に喉に詰まらせてしまうことがあります。「もうお兄さん・お姉さんだから大丈夫」と過信せず、見守ってあげることが大切な時期です。
2. 救急の現場でも多い!これからの季節に気をつけたい食べ物
救命急急の現場などで実際に窒息の報告が多く、これからの季節に食卓やおやつによく登場する食材をまとめました。お子さんの年齢に合わせて、ひと工夫してあげてくださいね。
👶 0歳・1歳・2歳(乳児クラス)で特に気をつけたいもの
食べ物なぜ詰まりやすいの?お家での工夫
食パン・菓子パンお口の中の水分(唾液)を急激に吸い込んで大きな塊になりやすく、喉にペタッと張り付いてしまいます。ひと口サイズにちぎるか、スープやミルク等で水分を含ませてから食べさせてあげてくださいね。
生のリンゴ・にんじん前歯で「シャリッ」とかじり取った固くて大きな破片が、そのまま喉の奥に落ちてしまいます。0〜2歳の間は生では与えず、すりおろすか、歯茎でつぶせる固さまでじっくり加熱してあげましょう。
バナナ・さつまいも粘り気があり、お口の中でねっとりしたペースト状になると、喉をふさいで滑り落ちなくなります。スプーンで小さくカットし、お茶やスープなどの水分を一緒に摂りながら進めてみてください。
👦 3歳・4歳・5歳(幼児クラス)でもまだまだ気をつけたいもの
食べ物なぜ詰まりやすいの?お家での工夫
アメ・ラムネ幼児クラスになると欲しがることが増えますが、実は一番搬送が多い食品です。つるんと丸のみしやすいです。完全に溶けるまで「座って食べる、おしゃべりや歩き回りをしない」をお約束にしましょう。
ミニトマト・ブドウつるんとした丸い形が、子どもの気道にすっぽりはまってしまう、とても危険なサイズと形です。幼児クラスの子でも丸ごとは危険です。必ず4等分(縦十字)に切って出してあげてください。
ウインナー弾力があり、丸く輪切りにすると気管の形にぴったりフィットしてしまいます。輪切りではなく、縦半分に切るか、斜めに薄くスライスしてあげると安心です。
一口ゼリー
(凍らせたもの)
凍らせることでさらに固くなり、喉の奥へつるっと滑り込んで詰まってしまう、痛ましい事故が起きています。容器から吸い込ませず、必ずお皿に出してスプーンで細かくクラッシュしてから食べさせてあげてください。
お餅・白玉団子とても粘り気が強く、一度喉にくっついてしまうと取り除くのが非常に難しい食材です。食べる際は1cm角ほどに小さく切り、事前にお茶などで喉を潤してから、大人の目の前で食べましょう。
           
⚠️ 園にいる年齢(0〜5歳)は【絶対NG】なもの
  • ピーナッツ・炒り豆などのナッツ類
    小さく砕いた破片であっても、誤って気管に入ると水分を吸って膨らみ、激しい肺炎を起こす危険があります。最悪の場合、手術が必要になることもあります。節分の豆なども含め、5歳以下のお子さんにはお家でも絶対に与えないでくださいね。 
         
           
3. ごはんのときの「NGな行動」と優しい見守り
食材の形だけでなく、食べ方も大きく関係します。以下のような行動は、窒息のリスクを高めてしまいます。
  • 「ながら食べ」(テレビを見ながら、歩き回りながら食べる)
  • お口いっぱいに詰め込む、かきこむ
  • 食べているときにびっくりさせる、大笑いさせる、大泣きする
特に幼児クラスになるとおしゃべりに夢中になって姿勢が崩れがちですが、「ごはんはカッコよく座って食べようね」と声をかけ、食べることに集中できる環境を一緒に作ってあげてくださいね。
              
4. 万が一、喉に詰まらせてしまったときの対応
もしもお子さんが喉を詰まらせると、「急に声が出なくなる(声を出そうともがく)」「ゼイゼイと変な音がする」「顔色(特に唇の色)が紫色になる」といったサインが現れます。異変に気づいたら、焦ってしまいますが、ためらわずにすぐ行動することが大切です。
               
① まず119番通報(救急車を呼ぶ)
「異物を取ってから電話しよう」とすると、時間がかかってしまうことがあります。まずは119番通報をし、スマホをスピーカーフォンにして救急隊の指示を聞きながら、その場で救急処置を行います。
② 年齢に合わせた「異物除去の手技」を行う
※意識がある場合に行います。無理に指を口の奥に突っ込むと、かえって奥に押し込んでしまうため避けてください。
  • 【1歳未満の乳児(0歳児)】:背部叩打法 と 胸部突き上げ法
    まずは、大人の腕の上にお子さんをうつ伏せに乗せ、頭を低く支えます。もう片方の手のひらの付け根で、背中の真ん中(肩甲骨の間)をトントンと強く5回叩きます(背部叩打法)。これでも取れない場合は、お子さんを仰向けにひっくり返し、頭を低く支えます。乳首を結ぶ線の少し足側(胸の真ん中)を、2本の指でしっかりと5回強く圧迫します(胸部突き上げ法)。異物が取れるまで、この「背中を5回、胸を5回」を交互に繰り返します。
                
                
  • 【1歳以上の子ども(1歳〜5歳児)】:背部叩打法 と 腹部突き上げ法(ハイムリック法)
    • 背部叩打法(はいぶこうだほう): 子どもの後ろから片手を脇の下に入れて、胸と下あご部分を支えて突き出し、あごをそらせます。片手の付け根で両側の肩甲骨の間を強く迅速に叩きます。
               
    • 腹部突き上げ法(ふくぶつきあげほう): 子どもの後ろから両腕を回し、みぞおちの下で片方の手を握り拳にして、腹部を上方へ圧迫します。
                 
異物が取れるか、救急隊が到着するまでこれらを繰り返します。
保育園での安全への取り組み
こうした万が一の事態に備え、保育園でも全職員を対象とした救急蘇生や誤飲・窒息対応の職員研修を定期的に実施しています。
万が一のときに全職員が迅速かつ正確に動けるよう、看護師が主導してシミュレーションや手技の確認を行い、園全体で大切なお子さんの命を守る体制を整えています。お預かりしている時間だけでなく、お家での安全にも寄り添っていきたいと考えています。






看護師からのメッセージ
毎日のごはん作り、本当にお疲れ様です。窒息の話を聞くと少し怖くなってしまうかもしれませんが、大人が「食材を小さく適切に切る」「食べているときは目を離さない」という基本を守ることで、悲しい事故のほとんどは防ぐことができます。
楽しい秋の食卓をみんなが笑顔で囲めるよう、ご家庭でもぜひ調理の工夫や食べ方のルールを優しく見直してみてくださいね。気になることや、離乳食・幼児食の進め方で不安なことがあれば、いつでも園に気軽に相談してくださいね!
【本ブログの主な参考文献・参考サイト】
  • 消費者庁「食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!」
  • 公益社団法人 日本小児科学会「食品による窒息 子どもを守るためにできること」
  • 厚生労働省・日本小児科学会監修「こどもの救急(ONLINE-QQ)」
  • 子ども家庭庁「もしもの時の『応急手当方法』」





2026年10月16日金曜日

つき組 食育(きのこ&フルーチェづくり)

先月はじめに、食育を2回行いました。
まずは、みんなで事前に用意していたきのこの
写真を指しながら、「これは何かな?」と
お話をしました。

そのあと、実際にきのこが目の前に出てくると、
興味津々の子どもたち👀


えのき・しいたけ・しめじの匂いを嗅いだり、
触ったりしてみました。



秋の味覚のひとつであるきのこに触れながら、
「どんな匂いかな?」と顔を近づけてみたり、
そっと触れてみたりと、
感触を楽しんだ後は、みんなでほぐす事にも
挑戦しました🌟


手で一生懸命ほぐす姿が可愛かったです🫶



そして別の日には、フルーチェづくりをしました。

牛乳を入れるところをみんなで見たあとは、


1人ずつ順番にまぜまぜ🌀




泡立て器を持って、嬉しそうに混ぜていました✨

できあがったフルーチェは、みんなでいただきました!
自分たちで作ったフルーチェを美味しそうに
味わう子どもたちでした☺️

2回の食育を通して、様々な食材に触れ、
楽しく食に親しむ事ができました!


🌞子育て支援からのお知らせ【2026.11月~2027.03月】園見学・園庭開放・おひさまひろば

 

【おひさまひろば】
2026.11月~2027.03月の予定表
参加をご希望の方は園に直接お電話ください!


【園見学】&【園庭開放】
参加ご希望の方は、
園までお電話ください♪

🌞子育て支援からのお知らせ『おもちゃライブラリー』

【おもちゃライブラリー】
を今年も開催いたします◎

▶2026.11.16(金)9:45~
▶保育園保育室内(乳児1F.幼児2F)にて

在園児と共に、
『キッズいわきぱふ』さんが
沢山のおもちゃを
ご用意してくださるので、
園内で一緒に遊びましょう!

※乳児・幼児応募可!
お申し込みはお電話にて!


2026年10月13日火曜日

つき組 保育参観

先日はお忙しい中、
乳児参観にご参加いただき、
ありがとうございました!

つき組シアターでは、




普段の園生活の様子を保護者の方に
映像で見ていただき、連絡帳や口頭では
伝えられない部分も知っていただけて
私たちも嬉しかったです☺️

いつもお部屋でしているわらべうたを



保護者の方と一緒にできて嬉しそうでした🎶
 

またおうちでもしてみてくださいね!

絵本が大好きなつき組の子どもたち。
毎月図書館から借りてくる絵本の中に
ブームの絵本があります。

今回のカバンづくりのシールは
子どもたちが好きな絵本のキャラクターを
シールにしました!




これから秋になり、たくさん広場や散歩に行って
自然物を入れるカバンとして
活躍したいです🌟

つき組としてあっという間に約半年となりました。
残りの半年間も様々な事を経験して
子どもたちが楽しく園生活を過ごせるように
保護者の方と一緒に共育てが
できたらと思います🍀

2026年10月9日金曜日

9月の食育活動🍄🍠🍞

 9月に保育園で行った食育活動をお知らせします🍳

~ほし~

秋の食材さつまいも🍠に実際に触れました✨



サツマイモの匂いや感触を知った後、
茹でておいたさつまいもをジップロックに入れ
指や手のひらを使って子どもたちに潰してもらいました✊


自分でつぶしたさつまいもを少しですが味見しました😋



~つき~
食育活動に意欲的なつきぐみさんは
9月に2回食育を行いました♪
1回目は秋の食材でもあるきのこ🍄を
3種類(しいたけ、しめじ、えのき)用意して
匂いや感触を確かめながら子どもたちに
割いてもらいました👀
部屋中いっぱいにきのこの匂いを感じながら
取り組むことが出来ましたよ✨


2回目の食育は、おやつのフルーチェを自分たちで
作ってもらいました!
泡だて器を使うのは初めてでしたが、興味を持って
楽しそうに取り組んでいました✨
牛乳を入れてどんどん出来上がっていく様子にも
興味津々👀の子どもたちでした😊


~にじ~
クッキングが大好きなにじぐみさんの様子を
保護者の方にも見ていただきたく
保育参観の時間に行わせていただきました。
いつもとは違ってお母さん、お父さんが居る中で
とても嬉しそうな様子でしたね✨
牛乳が好きな子が多いにじぐみさんは
今回ミルクシェイクを作りました🥛


牛乳、砂糖、氷を順番にミキサーに入れてもらいました!
慎重にそーっと入れることに成功✌

ミキサーのスイッチを入れあっという間に出来上がり✨
保護者の方も一緒に頂きました😋
美味しかったようでみんな沢山お代わりもしましたよ🍀

~はな~

こどもたちからココアプリンのリクエストをいただき、
大きなボールに、
牛乳、プリンミックスの素、ぬるま湯、ココアを入れ
順番に泡だて器で混ぜてもらいました🌀✊


給食室で冷やし固め、出来上がったプリンは、
ホイップクリームをのせておやつでいただきました🍮



~うみ~
ピザを生地から作るクッキングを行いました🍕
初めての生地作りに気合十分の子どもたち💪
材料の紹介では、ドライイーストの香りを
「パン屋さんのにおいみたい!」と例える子どももいました✨

材料を全てボールにいて、粉っぽさがなくなるまで
生地をこねてもらいいました✨


調理室で予め発酵させておいた生地と、
発酵前の生地をくらべてみました👀
発酵後の生地の方が、「ふかふか」「きもちいい」
「パンみたい」など違いに気付く様子が見られましたよ。


発酵済の生地を平に伸ばして、フォークで穴をあけました。
「なんで穴をあけるの?」と気になって
質問をしてくれる子もいました✨
「焼いたときに生地がぷくーっと膨らみすぎないようにするため」
と伝えると、「空気の出口やな!」と子どもたちなりに
しっかり理解してくれていました😆



.

好きな具材を生地にのせ、パセリをかけて


おやつでいただきました!
焼きたての🍕は本当においしくて
ニコニコの子どもたちでした✨



~ゆき~
9月は2回食育を行いました!
他のクラスがパン作りをしている様子をみて、「自分たちもやってみたい!」
とのことで取り入れることに、、✨
他のクラスで実施した食育の取り組みが、他クラスにも広がり、食への関心が
高まっていることに嬉しく思います。

生地を順番にこね、
発酵した生地に、マヨドレとウィンナーパセリをトッピング🍞








給食の時間にみんなでいただきました👀
とてもおいしかったようでたくさん
お代わりもしてくれていましたよ😋


ゆきチームさんは別の日に、
ドーム型のゼリー作りにも挑戦しました👀
保育園の絵本にでてくるドームゼリーを作ってみたい!と
わくわくしながら当日を迎えたこどもたち😊

寒天をとかしてゼリーをつくり、
好きな果物をドーム型にいれ、あっという間に完成✨




冷やし固めたゼリーをおやつでいただきました✨


食育が終わると「つぎは何つくろうかなー」と
早くも次の食育が楽しみな様子の子どもたち。
栄養士も、次は子どもたちから
どんなリクエストが出るのか密かに楽しみにしています、、😆